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王将への道は遠い


指がもげたらいけんけーもう当分料理するま、言いよった舌の根も乾かんうちに、なんかこさえたくなる衝動がどこからともなくやって来る馬肥ゆる秋。

朝晩過ごしやすくなりましたが、でもそんなのカンケーねー、と毎晩のビールは欠かさずおいしく頂いています。ひきこもりの日は、午後2時あたりから、家にあるものでおいしいつまみを作ることを考え始めますよね、主婦のみなさん。


餃子、昔は大嫌いだったのに。

ビール瓶で頑張っていたオレを見かねて、秋にやって来た両親のスーツケースにこっそり麺棒を忍ばせてくれていたおねいちゃんありがとう。オレ、餃子作るよ。ちなみにこの麺棒、まだ日本にいた頃わしがダイソーで買ったやつだと思うのだけれど、これで一体何の粉もんをこさえたのかさっぱり思い出せない。そもそも料理なんて1年に1回ぐらいしかしようらんかったのに、麺棒?


わしの餃子たち。

でけた。
冷凍庫に眠っていた牛肉角切りをスティック状のハンドミキサーで挽き肉にしようと試みたはいいものの、肉のスジがカッターに絡みついてモーターが焼けるにおいがし始めたときのわし、すげーびびった顔していたと思う。挽き切れてない半分ほどは焦ってナイフでこま切れにするという方法にチェンジ、が功を奏した粗挽きビーフ餃子の出来上がり。粉には白玉粉を入れもちもち感をアップ。しかしみなさんご存知でしたか?餃子の皮ってお湯で作るのが一般的なんですが、白玉粉のつぶつぶってお湯では溶けないということを。

じゃあどうしたのかって?

これ、2回目の生地です。




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アヤコのなんちゃって料理

あなたが煮込みたいのは誰ですか


贅沢な下敷き

くるみを買った。半キロで5リラ(約160円)。レストランの裏に山ほどある、おそらく日本で買ったらどえらい値段であろう大理石を下敷きに、贅沢に殻を割る。壊れた金槌で。


右脳と左脳

こんな風にきれいに取り出せたのは、半キロのうち3つだけ。二分割する前は脳のようだけれど、割ると肺のようにも見える。小さい頃、ドライブインで買ってもらったナイロンのネットに入ったくるみ。メタルのヘラで割ってみてもほとんどが虫食いだった。


この容器はトルコ語でカヴァノスと言います

3年半前、ラマザンと結婚することが決まって家を探していた。セルチュク郊外の、一日中、外を眺めても野良猫しか見ないような山の中のおんぼろ中のおんぼろの一軒家。家の10倍ほどの広さの庭があり、鬱蒼と茂った手入れされていない庭に、大きな大きなくるみの木があった。こんなところに住みたいね、と言いながら、落ちたくるみを二人で拾って、かじかむ手で割り夢中で食べた。

くるみ。


だいぶ水分減りました

を使ったひつじ飼いさんのレシピをほぼ完璧に再現してみました。ほぼ、というのは、憎いくらい激辛にしたかったので唐辛子を多めに投入したという違いくらい。しかし煮込み続けると弱まるのか、期待したほど憎くはなかった。


おなかいっぱいのカヴァノスたち

これだけの量ができました。お酢が入っているのでさっぱりおいしい。お肉にのっけて食べたい味です。感謝感激、ひつじ飼いさんありがとうございました。

しかし思ったこと。みじん切り下手って、時間かかってしょうがないし手が痛うとやれん。途中ラマザンが手伝ってくれたけどそれでも野菜切るだけに1時間以上もかかった。不器用に加え老眼なんて、あぶないからもう当分料理しない。


こりゃ10年は使うね

今回、というか最近料理をするときに大活躍のこれ。わしのおねいちゃんおすすめのシリコンゴムベラ。理想的なしなりでちっこい野菜の破片もお鍋からくまなくキャッチ、繋ぎ目がなくて衛生的なのが何より素晴らしい。日本で購入、確か1200円だった。今のトルコリラに換算すると40リラもするけれど、きっと10年は重宝すると思う。



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ネパール人直伝のカレーをトルコの食材で作ってみた


まだまだ極めたいネパールカレー

夏にわざわざ汗かきながらカラいもの食べる人の感覚疑うわー、と言っていた昔の自分をしれっと忘れたフリしてせっせとカラいカレーを作る日々。
その昔アメリカで教わったネパールカレー(チキン)、基本はにんにくしょうが鷹の爪をたっぷり、そこへスパイスを入れてしっかり炒める。今回は細かく砕いたカシューナッツ、ざくろエキス、そして干しブドウを投入。フレッシュのとうがらしも入れまくって出来上がり。アレンジし過ぎてもうネパールカレーじゃなくなったけれど、おいしけりゃそれでよし。しかし味見してびっくり。この干しブドウ、タネが、じゃりじゃり。


まだこんなに残ってる・・・

トルコでは詰め物ピラフにもよく使われるこれ、袋をよく見ると、CURRANTと書いてあった。カラントとはフランス語でいうところのカシス、違う辞書で調べると、“1 ⇒酸塊 (すぐり) 2 干しブドウの一種で、小形の種なしのもの。”と書いてあった。一体何が正しいのかわからないけれど、この残ったじゃりじゃりの使い道がどうやっても見つからないことだけは確か。



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お年寄りと言われた日


パザル(青空マーケット)でよく見かける冬の野菜、Sevketi-Bostan(シェヴケティボスタン)。ロカンタで何度か食べたことがありいつか自分で作りたいと思っていたのだけれど、ぼちぼち出回るのも終わりかけの先週のパザルで見つけたので、何の野菜かよくわからないまま買ってみた。


ウドってこんなんだったよね?
(画像はどこからか拝借しました)
ウドの一種かと思っていたけれど調べてみるとこれはアザミで、主にエーゲ海と地中海方面で食べられるそう。そこらへんに生えている雑草のような草類もパザルで堂々と売られているトルコ。食に対する柔軟さと貪欲さが、世界三大料理と言われる所以かもしれない。


黒胡椒が味の決め手

仔羊肉のこま切れと煮込むのが一般的な食べ方。というかそれしか知らないのでそれで。にんにくと黒胡椒を利かせると本当においしい。意味はよくわからないけれど、滋味深いと言いたくなる味。
仕事中のラマザンに出前したら、居合わせたラマザン姉夫婦に「トルコでも年寄りしかこんなにおいしく作れない料理。」と言われ、残りも全て持ち帰られた。

ほめられたはずなのに、なんだろうこの微妙な気持ち。



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サイケな煮物


どっか行進していっちゃいそうなみなさん

パザルで見つけた紫にんじん。気になるけれど、なんだか朝鮮人参のような風貌にビビり、売り子のおっちゃんに「これ、カラい?」と聞いたら、「甘い甘い!」と笑われた。半キロ購入、1リラ(約30円)。帰宅して調べて見ると、きれいな色に加え普通のにんじんよりも栄養価に優れているそうで、日本では半キロほどが約600円でインターネットで売られていた。20分の1の値段で買えたと思っただけで、食べる前からもう満足。


野菜はピクルスが一番だね

とは言え食べないと30円がもったいないのでピクルス作成、思ったとおりの色に仕上がった。味は、正直フツーのにんじんと変わらないけれど、きれいな色の物を食べるのはなんだか気持ちよい。
さて、まだ3本ほど残っている。リークがあったので一緒に和風だしで煮込んでみた。


思わずジミヘンを口ずさむ

バスクリンの紫って、こんなんだったよな。




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