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注文の多い、出前を食べる専業主婦


トイレに座っていてもシャワーしていても、おかまいまく呼び鈴が鳴る。思いつきで生きているトルコ人に対応するには、頭しゃんぷうだらけでもすました顔してドアを開け、目に泡が落ちてきながらも笑顔でテシェキュレデリム。居留守など使わない。自分が呼んだわけではないけれど、出前が来たのだから。


ラマザンのオハコ

カリフワラーのオリーブオイル炒め(&パン1本)。この国にやって来てからもう何度も食べているラマザンの定番。来た頃と比べて塩の量が劇的に少なくなった。彼も年くって口が変わったのか、あるいは塩足りんかったら後でかけれるって今さら気づいたのか。


見た目どおりの味と申しましょうか

ゆで卵とスジュクのサンドイッチ。噛み心地の違いすぎる食べ物を一緒に食べるって、ちょっとこう、腹立たしい食べにくさというか。要はサンドイッチにはうっすくスライスされた焼きスジュクって硬すぎるってことなんです。ちなみに同じ理由でアワビの握りが嫌いです。おごりなら5カンほど食べておきますが。


ベジタリアンの甥っ子2号、セルチュクへまたおいでよ!!

野菜3品。緑の2種は同じ野菜(野草)の茹でたのと炒めたの、右下のぺにゃぺにゃしたのは、夏野菜(保存食)を乾燥させたものを水戻ししてオリーブオイルで炒めたもの、おそらく茄子と赤ピーマン。これだけの量の同じような味の油たっぷり野菜の出前が来る。ラマザンの料理は相変わらずおいしいけれど、アンネの足首を思い出すと、なかなか箸がすすまない。


マイベイビー、メイビーブルー、まだ生きてる(1曲作るか)

雑草や乾燥野菜ばかりの出前が続いたと思ったら、いきなり渡り蟹来た。まだ生きている。アフメット少年のお父さんが海で捕まえたらしいのだけれど「食べ方わからないけど、イェンゲなら知っているはずだからあげて。」とラマザンに託したらしい。


ゆみちゃんちの蟹にはかないませんがね

エーゲ海の蟹が日本人によって塩茹でにされた。蟹酢も作ってむしゃむしゃほおばる。いつ以来のカニだろう。

そしてこのとき以降、立て続けに3回蟹がやってきた。たっぷりの子持ちも堪能した。そして先日の連続飲み会最終打ち上げの日にも届いた蟹もほぐしまくって、


生姜が味の決め手!

蟹玉あんかけ。

おいしかったけれど、指がまだ蟹くさい。
持ち帰ったキムチで冷蔵庫もくさい。


きっと、しあわせなくささに包まれている。
と思いたい。



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アヤコのなんちゃって料理

不健康をちょっぴり健康に


薄さにムラがあるのはわかっています

ポテトチップスに目がないタハに、ポテトチップス青のり風味を作った。なんぼか売っているポテトチップスよりも体に良さそうな気がするし断然安くつくけれど、料理に使いまわすとにおいが気になる揚げ油を、捨てることを考えるともったいなくて結局たまにしか作らない。


朝ごはんです

一生懸命食べてくれた寝ぐせ男子。



ちなみにこのうんまか塩、あのときからまだ残っているけれど、賞味期限が表示されていない。無くなるまで使ってだいじょうぶということだろう。



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アヤコのなんちゃって料理

誕生日の週に食べたもの


誕生日から数日経ったある日、親友がクシャダスへ食事に誘ってくれた。もうおめでたい年でもないけれど、ちょっぴりめかしこんでちびっこ抜きで出かけられる機会なんてそうそうない。タハをぺんしょんに置き去り、飲む気まんまんで一体いつぶりかわからないドルムシュ(ミニバス)に乗り込む。おもちゃやお菓子や着替えが入っていないカバンが軽い。気持ちも軽くなる。


日本よりトルコで食べたほうが回数多いなイワシ

いつものKAZIM USTA RESTAURANT。安定した味とサービスの良さ、もう浮気できない。前菜数種とまずは扇イワシ。この日のヒットは、写っていないけれど前菜で頼んだほっぺたがきゅーっとなるスズキのマリネ、絶品。


ふっくらジューシー

外せないイカリング、さくさくふわふわ。


姿勢のいい海老

このレストランの良いところは目新しい食材があるところ。この日は立派な手長海老があり迷わずオーダー。お行儀よく並んだ手長海老、レアにグリルしてあって最高。

誕生日であることを親友がお店の人に伝えてくれたからか、ワインをサービスしてくれた。いい気持ち。もう帰りたくない。ラマザンに「今日はクシャダスに泊まる。」と伝えると、20分後に甥っ子メルトが車で迎えに来た。シンデレラでも12時なのに、ぺんしょんに着くとまだ7時だった。4時間の自由時間は、あっという間に終わった。


なんか急にふっくらしたような気も・・・

わしがいない間、いったいどれくらいチョコレートもらって食べたのだろう。


酒のつまみはちょこっとずつ

ザギンのお二人からいただいたどぶろく、意を決して開けたのは、日本から酒のつまみが届いたから。Sさんからいただいたまぐろ昆布の佃煮も。甘口原酒と書いてあったけれど、どぶろくとしてはかなり辛口。すいすい飲んでしまうのをがまんして残した半分は、


もにょもにょ粘土

翌日牡蠣の醤油煮といっしょに。もにょもにょとした粘土のような加工牡蠣はフレッシュな牡蠣とはまた別物だけれど、珍味は日本酒に合う。なんといっても、ここでこんなものが食べられるのはやっぱりしあわせ。みなさんに感謝。


ネギはそのままかじります

その次の日、朝食を作ってくれたラマザン。朝からラム肉のソテー。おなかが重いとひきこもり。ひきこもってすることと言えば、


味の決め手はザクロエキス

つまみ作り。ジャキジャキとした食感が楽しいプラサ(リーク)のマリネ。

秋は、こうして体重が増える。



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アヤコのなんちゃって料理

王将への道は遠い


指がもげたらいけんけーもう当分料理するま、言いよった舌の根も乾かんうちに、なんかこさえたくなる衝動がどこからともなくやって来る馬肥ゆる秋。

朝晩過ごしやすくなりましたが、でもそんなのカンケーねー、と毎晩のビールは欠かさずおいしく頂いています。ひきこもりの日は、午後2時あたりから、家にあるものでおいしいつまみを作ることを考え始めますよね、主婦のみなさん。


餃子、昔は大嫌いだったのに。

ビール瓶で頑張っていたオレを見かねて、秋にやって来た両親のスーツケースにこっそり麺棒を忍ばせてくれていたおねいちゃんありがとう。オレ、餃子作るよ。ちなみにこの麺棒、まだ日本にいた頃わしがダイソーで買ったやつだと思うのだけれど、これで一体何の粉もんをこさえたのかさっぱり思い出せない。そもそも料理なんて1年に1回ぐらいしかしようらんかったのに、麺棒?


わしの餃子たち。

でけた。
冷凍庫に眠っていた牛肉角切りをスティック状のハンドミキサーで挽き肉にしようと試みたはいいものの、肉のスジがカッターに絡みついてモーターが焼けるにおいがし始めたときのわし、すげーびびった顔していたと思う。挽き切れてない半分ほどは焦ってナイフでこま切れにするという方法にチェンジ、が功を奏した粗挽きビーフ餃子の出来上がり。粉には白玉粉を入れもちもち感をアップ。しかしみなさんご存知でしたか?餃子の皮ってお湯で作るのが一般的なんですが、白玉粉のつぶつぶってお湯では溶けないということを。

じゃあどうしたのかって?

これ、2回目の生地です。




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アヤコのなんちゃって料理

あなたが煮込みたいのは誰ですか


贅沢な下敷き

くるみを買った。半キロで5リラ(約160円)。レストランの裏に山ほどある、おそらく日本で買ったらどえらい値段であろう大理石を下敷きに、贅沢に殻を割る。壊れた金槌で。


右脳と左脳

こんな風にきれいに取り出せたのは、半キロのうち3つだけ。二分割する前は脳のようだけれど、割ると肺のようにも見える。小さい頃、ドライブインで買ってもらったナイロンのネットに入ったくるみ。メタルのヘラで割ってみてもほとんどが虫食いだった。


この容器はトルコ語でカヴァノスと言います

3年半前、ラマザンと結婚することが決まって家を探していた。セルチュク郊外の、一日中、外を眺めても野良猫しか見ないような山の中のおんぼろ中のおんぼろの一軒家。家の10倍ほどの広さの庭があり、鬱蒼と茂った手入れされていない庭に、大きな大きなくるみの木があった。こんなところに住みたいね、と言いながら、落ちたくるみを二人で拾って、かじかむ手で割り夢中で食べた。

くるみ。


だいぶ水分減りました

を使ったひつじ飼いさんのレシピをほぼ完璧に再現してみました。ほぼ、というのは、憎いくらい激辛にしたかったので唐辛子を多めに投入したという違いくらい。しかし煮込み続けると弱まるのか、期待したほど憎くはなかった。


おなかいっぱいのカヴァノスたち

これだけの量ができました。お酢が入っているのでさっぱりおいしい。お肉にのっけて食べたい味です。感謝感激、ひつじ飼いさんありがとうございました。

しかし思ったこと。みじん切り下手って、時間かかってしょうがないし手が痛うとやれん。途中ラマザンが手伝ってくれたけどそれでも野菜切るだけに1時間以上もかかった。不器用に加え老眼なんて、あぶないからもう当分料理しない。


こりゃ10年は使うね

今回、というか最近料理をするときに大活躍のこれ。わしのおねいちゃんおすすめのシリコンゴムベラ。理想的なしなりでちっこい野菜の破片もお鍋からくまなくキャッチ、繋ぎ目がなくて衛生的なのが何より素晴らしい。日本で購入、確か1200円だった。今のトルコリラに換算すると40リラもするけれど、きっと10年は重宝すると思う。



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