いくつになってもおにゃのこなのです


掃除のおばちゃんの美容意識がハンパない。




我々がオーナーとなったときから、おばちゃんはすでにここで働いていました。

おばちゃん、私のことが何かと気になるらしくいろいろと質問をしてくるようになりました。




「アヤコ、その髪は染めているのよね?自分でやったの?あぁ、美容院で。んーと、同じ色にしたいからいっしょに美容院ついて来て。」

ぺんしょんはじめたばっかりでそんなひまねーんだが・・・、と思っていたら、ラマザンが一喝。

「だめだめ、毎日アヤコが忙しくしとるのわかっとるじゃろう。美容院で本見て説明したら?」

その数週間後、ムラムラでカピカピになった茶髪でおばちゃんはやって来ました。

自分で染めたと思われます。





「アヤコ、ブラジャーどこで買ってるの?そっかー、やっぱり日本かー(相当がっかりしとる)。」

誰も見んじゃろうと思って屋上に干していたブラジャーを、男性陣でなくまさかのおばちゃんにチェックされていたという。





「アヤコ、何歳なの?へっ?またまた冗談を。本当は?へっ??うっそ、マジで!!!??」

おばちゃんは私の年齢を信じられないようで、わざわざラマザンに確認しに行きました。

トルコ人は男女ともになぜかみなどっぷり老け顔。しかしアジア人、特に日本人は若く見られる傾向にあるのでそのギャップたるや。

「アヤコ、顔に何つけてるの?クリームとか?どこで買えるの?薬局ね、わかった。同じの買いたいからここにクリームの名前書いて。あ・・・、日本の薬局・・・(相当がっかりしとる)。そうだ、アヤコ11月に日本に帰るって言ってたよね、お金払うから買ってきてくれない?」

ここまで言ったあと、我々のやりとりを3メートルほどの距離を置いて涼やかに見ていた甥っ子メルトが、

「おばちゃん、日本の化粧品がいくらするか知ってんの?200リラ(ツェー万)とかじゃ足りないよ?」

メルトー、わしそんな高価な化粧品使ってねーよー。

まあ、なんか買ってくるよ、と言う話で落ち着きました。




高価なものは何も使っていませんが、

シャワーの後、

速攻で化粧水を顔にぶちまけ、

乳液をヌリ、

目じりにアイクリームをヌリ、

姉からもらった貴重な美容液兼日中用日焼け止めをちびちびヌリ、

マックスファクターで土台を作り、

コンシーラーで釘を打ち、

パウダーをコテぬり、

そこからやっとアイメイクという墨打ちがはじまるのです。

美容のプロ・アスカからもらったまつ毛の養毛剤を常用、

ビタミン剤はかかさず飲み、

美容院でしか買えない「洗い流さないトリートメント」を3日間は洗い流さず、

ついでに顔も毎晩洗わずに寝ています。(?)

広島のマイルームを「男子中学生の部屋」と姉に命名されたほどずぼらな私でも、ここまでしていることに改めて気づきました。

日本ではフツーのこんなことですが、石鹸で顔を洗い化粧水すらも打たないトルコ人女性たち。もちろん基礎化粧品ばっちりお化粧ばっちり、な女性もいますが、イスタンブールやその他大都市ならまだしもここはトルコの片田舎、その割合はかなり低めです。

そんな中おばちゃんの美容意識を芽生えさせたのが私なのだとしたら、

それはとてもとてもうれしいことです。




おばちゃん最近顔を両手でぐいぐい引っ張っているんです。

しわを伸ばしたいから、って。

おばちゃんが、なんだか一途な恋乙女のように見えてきました。

宝くじが当たったら、福利厚生がわりにおばちゃんにしわ取り手術をプレゼントしてあげようと思います。

その前にダイエットしたほうがいいのでは、というのは余計なお世話か。




やってみたら相当気持ち悪いなこのクチ
こういうあひるのようなクチをしたら日本ではモテると聞いたが、はたして本当なのだろうか。




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