イスラム教と猫


「アヤコちょっとこれ見て!またジューンがやらかした!!」

ラマザンがぺんしょんの外で叫んでいます。

出てみると、野良の子猫がひっくり帰って痙攣していました。

お母さんになって若干おとなしくなったと思っていたのですが、過激派ジューン健在だったのか。

しかしジューンが噛んだにしてはどうもおかしい。ときどき体ごとポップコーンのように跳ねるほど痙攣しながら白目剥いているのです。

しかも道路の反対側を見るとさらに2匹の子猫が同じような状態でじたばたしているではありませんか。

ほれみろ!ジューンが犯人なわけないじゃんか!と、わしが吠えている間にラマザンとイボが箱を用意し3匹を獣医さんのところへ連れていきました。

イスラム教において猫はとても大事にされている動物、二人の行動は特別なことではありません。

10分後、ラマザンが電話で「50リラかかるけど、払っていい?」と聞いてきました。

ジューンもお世話になっている獣医さんの話では、どうやら農薬を混ぜた食べ物を撒かれたのではないか、とのこと。

ぺんしょんのキッチンをいつも荒らされているとはいえ、命がかかっているとなるとNOとは言えません。

いいよ、と言い、獣医さんに治療をお願いしました。

四日後。

獣医さんから電話がかかってきました。

3匹のうち一匹は助かって元気になったので引き取りに来て欲しい、と。

ラマザンはとても喜んでいました。

二人でバイクで動物病院へ向かいました。

「先に入って見てていいですよ。」と忙しくしていた先生に言われ、奥に入るとたくさんのケージの中の、ひとつのケージにラマザンが近寄っていきました。

その子猫はラマザンのことが分かるらしく、差し伸べたラマザンの手をぺろぺろ舐めていました。

「ほら、この子オレのこと覚えてる!助けてよかった。」

そうだね、よかったね、そう言い合っていると獣医さんが現れました。

ほーら外に出ようか、助けてもらってよかったね、そう言いながら先生、さっきのぺろぺろしていたのとは違うケージを開けて全く違う子猫を取り出してラマザンに託しました。




まあ、助かってよかったです。


足長ジューコちゃんお昼寝タイム




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Comment

ラマザンさんの野生の勘するどいですね~(笑)
  • 2014⁄09⁄11(木)
  • 20:56

感はするどいみたいです

>ダル母さん
こういう感はずっと維持して欲しいものです。
  • 2014⁄09⁄13(土)
  • 17:00

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