切ないフルーツ、アイワ


日本ではあまり見慣れませんが、

ここトルコではアイワ(Ayva)というフルーツがとても有名です。


カタチもかわゆいアイワたち

くだものというよりも、果実という言葉がなんだかしっくりくるこの実。

りんごと梨とパイナップルを合わせてもっと素朴にしたような味ですが少し渋みがあります。

それに加えものすごい繊維質、身のほとんどがカスになり口に残ります。

トルコに来てすぐの頃、よくラマザンが切って食べさせてくれていたのですが、

「なんなん!?このフルーツ?これってこういう食べ物!?」

軟弱なフルーツが好まれる日本の人にとっては、こんな印象でしょう、

私も最初アイワに対してとても攻撃的でした。

するとラマザンは言いました。

「これは、昔の人はパンの実と呼ぶ人もいて、腹もちがいいから貧しい人にとって大事な果物だったんだよ。」

ふーん、なるほどねー、と納得はしたものの、やはりすぐには好きになれずあまり手が伸びないフルーツの一つでした。

それがなぜか、ちょっとずつたまに食べるうちに、その素朴な味としっかりとした食感が今では大好きになってしまい、おいしいこの季節ガシガシと食べています。

日本語で花梨(かりん)と間違われているサイトもありますが、トルコで食されているこれはマルメロと言って、同じバラ科ですが全く別の果物のようです。

ババが山へ行っては立派なアイワを持ってきてくれるので、ジャムを作ってみることにしました。

量ってみるとひとつ700グラムもの特大アイワを、2個使います。

適当な大きさに切ったアイワを塩水につけておきます。

圧力鍋に塩水からあげたアイワ、砂糖コップ3杯、お水コップ1.5杯、レモン汁一個分を加え、強火でぶくぶくさせお砂糖をなじませながら焦げないように混ぜます。

蓋をして低圧力をかけ弱火で20分ほど加熱、火を止めて圧力が下がるまで自然放置。翌朝まで常温で落ち着かせて瓶詰にして冷蔵庫へ。


着色料無添加

これだけの量ができました。(日本では業務用サイズの瓶ですがラマザンは二日で食べきる)

生の実の色はりんごのような白いクリーム色ですが、種を入れるとこのような鮮やかな色に仕上がります。

トルコのジャムはほとんどみなさん手作りされていて、添加物や着色料などが入っておらず本当においしいです。



アイワが好きになったのは、

素朴な味と、無骨な食感と、トルコ人のおなかを支えてきたなんだか切ない命のフルーツへの感謝からかもしれません。



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アヤコのなんちゃって料理
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Comment

私もアイワは得意ではありません。たまにちょっとジューシーなアイワに当たれば食べれますが。口中の水分が取られてしまう気がします。


うちではリンゴとアイワを適当に切ってお砂糖とお水で似てコンポストを作ってますよ〜。そうするとアイワにも水分あって食べれます。笑

トルコ人好きですよね〜。家族皆ガシガシ食べてますもん!
  • 2014⁄10⁄19(日)
  • 21:06

体には良さそうですね!

>えみさん
こんにちは~。
そう、最初私もそう思っていたのですが、今では大好きなフルーツで急にどうしても食べたくなるときがあります。もぎたてはジューシーでおいしい!

> うちではリンゴとアイワを適当に切ってお砂糖とお水で似てコンポストを作ってますよ〜。そうするとアイワにも水分あって食べれます。笑

コンポスト?コンポート?シロップ漬けみたいなやつですか~?梨と言えばコンポート、アイワで作ってもおいしそう。

> トルコ人好きですよね〜。家族皆ガシガシ食べてますもん!

食べますよね~ぇ。油&脂&塩、大好きトルコ人のおなかの中をお掃除しているのは、ヨーグルトとこのアイワかもしれませんwww


  • 2014⁄10⁄20(月)
  • 18:06

家の・・・

家のオジサンもアイワよく食べてます。
生のまま・・・

砂糖で炊くとおいしですよね~カイマックを添えると増々です。
知り合いのお家で頂きました。

私はまだアイワにはなじめませ~ん、が・・・
  • 2014⁄11⁄08(土)
  • 01:44

>ダル母さん
アイワが嫌いなトルコ人ていないのではないかと思うくらいの国民的フルーツですよね。トルコといえばアイワ、という感じで。

アイワジャムカイマック添え!おいしそうです。カロリーが怖いカイマックですが、あのおいしさは魅力です。
食べ慣れるとあの、かったい実からでる果汁がなんともいえずくせになるんですよね~。
  • 2014⁄11⁄09(日)
  • 18:22

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