犠牲のお祭り


【本記事には、不快感を与える可能性のある動物の画像が含まれます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。】



イスラム教徒にとって、一年で最も重要な行事とされる「クルバン・バイラム」(犠牲祭)。

羊やヤギを犠牲として神に捧げ、その肉を貧しい人たちへ分け与えます。

ラマザン曰く、これはビジネスにも幸運をもたらすらしく、

我らぬるぺんしょんも、ヤギ一頭を犠牲にして世界中のお客様にたくさん来てもらおう!

ということで、


我らぬるぺんしょんの未来を担うテル君

買ってきました、ヤギ一頭。



さて、犠牲祭当日。

家族みんなが実家に集まります。

ヤギを〆るのは、一家の長であるラマザンババ。


むちゃんこカッコイイババ

その前にいっしょに記念撮影。ババ、かっこよすぎ。


職人です

ナイフを研ぐババ。


いよいよです

そしていよいよ主役の登場。


階段気を付けてね

お義兄さんといっしょに二階から一階まで下ろし、


だんだんとおとなしくなってきました

目隠しをします。

ババがナイフをヤギの首にあて、アッラーへの感謝を唱えはじめると、家族みんながそれに合わせて同じように唱えたあと、

ヤギはババの手によって、アッラーへ犠牲として捧げられました。

その間、女性は全員外に出てしまっていたのですが、目をそらさずその一部始終を見届けることも大事なことなのではないかと思っていたので、あつかましくもずっとその場にいさせてもらい、お手伝いもさせてもらいました。

こういう場のこういう瞬間の写真を撮ることは、犠牲になるヤギに対して失礼なような気がしたのでしませんでしたが、

解体がすすむ中、チャラ男が、

「アヤコ、写真撮ってー!」(今のオレ、カッコイイだろ的な)

というので、ここから撮らせてもらうことにしました。

親子二代でヤギを捌く

ヤギの足から息を吹き込み、体をパンパンに膨らませてから解体していきます。

皮を剥いだあと、


それぞれの部位ごとに分けていきます

内臓を丁寧に切り分けて、きれいにしていきます。

内臓は、トルコではとても大事にされていて、ある意味お肉よりも貴重な扱いなのです。


テヘペロ

頭も大事な部位。ババが丁寧に皮を剥いでくれました。

このあと、お肉も小分けにされ、ラマザンのお兄さんお姉さん家族、ぬるぺんしょんの従業員、ご近所さん、そのほかいろんな人におすそ分けして、捌きたての内臓を炒めてみんなで昼食にしたのでした。




クルバン・バイラム。

それはアッラーへの犠牲のため、というのはもちろんですが、それと同じくらい大事にされているのは、貧窮者を助けること、そして家族が集まり同じ肉を同じ皿で食べること。

日本でいうところのお正月の餅つきに似たものを感じました。




そして一番大事なこれは、もちろんわしがいただきました。


バーぬるぬるのディスプレイにさせていただきます

こんなもの煮たの生まれてはじめてなんですけど。



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