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もう止まらない


「なんで2才過ぎたのに何もしゃべらない!?」
そう不思議そうに聞いてくる遠い親戚や顔見知り程度の人たちに、「タハは3ヶ国語を頭に入れようとしてるんだよ、時間がかかるの当たり前じゃない!」と憤慨してくれるラマザンの家族たち。タハだけではなく、わしのこともあたたかく守られているように感じる。

2才5ヶ月を過ぎたタハ。今月に入って急にいろんな言葉をしゃべり始めた。

AからZまで言う、1から20までを数える、太陽から順番に惑星を8つ言う、四角・三角・楕円などの名前を言う、色は10種類ほど、これらは全て英語。トルコ語はババ(おとうさん)と「タファばーびー(ムスタファアービー=ムスタファおにいちゃん)」くらい。今まで日本語は聞いて理解するだけだったけれど、「おいしー」「でた(大きいほう)」など言うようになった。

朝から晩まで繰り返して言う英語の文章は、「Yes,it's a circle.(はい、それは丸です。)」circle(丸)の部分を違うものに置き換えて言うという応用もきく。「Yes,it's a saturn.(はい、それは土星です。)」など。昨日は「Yes,it's a でた。」と言っていた。


ジューンではないとは思うけど

これを見ると必ず「じゅーん、ぽぽ、うふうふ!(ジューン、ぱむ、わんわん!)」と言う。


「お願いだから黙っといて、っちゅう日が来んねん。心配ないない。」と大阪の友人に言われていた日が、そろそろやって来るのだろう。



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ぬるぬるな日々

サイケな煮物


どっか行進していっちゃいそうなみなさん

パザルで見つけた紫にんじん。気になるけれど、なんだか朝鮮人参のような風貌にビビり、売り子のおっちゃんに「これ、カラい?」と聞いたら、「甘い甘い!」と笑われた。半キロ購入、1リラ(約30円)。帰宅して調べて見ると、きれいな色に加え普通のにんじんよりも栄養価に優れているそうで、日本では半キロほどが約600円でインターネットで売られていた。20分の1の値段で買えたと思っただけで、食べる前からもう満足。


野菜はピクルスが一番だね

とは言え食べないと30円がもったいないのでピクルス作成、思ったとおりの色に仕上がった。味は、正直フツーのにんじんと変わらないけれど、きれいな色の物を食べるのはなんだか気持ちよい。
さて、まだ3本ほど残っている。リークがあったので一緒に和風だしで煮込んでみた。


思わずジミヘンを口ずさむ

バスクリンの紫って、こんなんだったよな。




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アヤコのなんちゃって料理

それでも楽しい節約生活


我らパヤマ・レストラン、閑古鳥ながらものんびり楽しく営業中。しかし無駄な出費は命取り、趣味も兼ねてDIYに励む。


フェルトで男性人形でも作るか

日本から持ってきた油絵具が初めて役に立ったのはトイレのサイン。そこらへんの木を拾って下塗りし、1週間乾くのを待ってからフリーハンドでちょちょいと描いてみた。女性用にはちょうどいい人形があったけれど、男性用にぴったりのものがなかなか見つからず物色中。


看板として第二の鍋生を送る

お役御免となった古いお鍋もトイレ用のサインとして再利用。作成時間3分。


オレのカンバス

レストラン裏で見つけた古い白ペンキを使い、トイレ横の壁も下塗り完了。ここに何を描こうか悩んで、甥っ子ムスタファに「ケルスス図書館を描こうと思うけど、どう思う?」と聞いたら、「それは何?イェンゲ。」と聞き返された。ネットで写真を検索して見せてもなんだかピンとこない顔してた。世界遺産となった地元のエフェス遺跡ですが。




手折られてもなおたくましい野菊

国際女性デーだった3月8日。”いかなる記念日でもプレゼントは何も買うな指令”を出しているわしに、山で野菊を摘んできてくれたラマザン。小さい頃の経験から手折った野花はすぐにしおれると思っていたけれど、4日経った今でもかわいらしく元気に咲いている。




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パヤマ・レストラン

馬主になった少年


ラマザンが以前働いていたホテルのオーナーの弟は、8年ほど前に病気で亡くなった。
当時、彼には生まれたばかりの息子がおり、父を知らない赤んぼ(仮名:のぶお)は、それでもこの国特有の、家族親戚ご近所さん、その他いろんな人にやさしく見守られて育てられるという環境に育ち、ようやく今年3年生になった。
明るく朗らか、そして、なんと説明していいか適切な言葉が見つからないけれど、例えて言うならえべっさんのような、そんな笑顔で「ラマダンあーびー、なすーすん~?(ラマザンにいちゃん元気?)」と、誰かにもらったであろうかぼちゃを抱え通り過ぎてゆく。ポケットの中の小銭を彼に託すラマザン。「てしぇっきゅれ~。(ありがと~)」と大きく手を振る彼。

のぶお君の家族は、週に200円ほどの野菜で生活をしている。

しかし、のぶお君は今、競走馬の馬主である。


3年ほど前、ボドルムに住むある初老のご夫婦がセルチュクを旅行で訪れた。町中で偶然のぶお君を見かけ、会話をし、のぶお君の父が亡くなったことを知る。「ボドルムへ遊びにおいで。今からいっしょに行こう。」と言うと「おかあさんに聞いてからでないとね~ぇ。」と家に帰る。のぶお君の母は「行きたいなら行っといで。」という反応。ご夫婦はのぶお君と一緒にボドルムへと出発した。

夫婦は、車内でいろんな話をしながら、のぶお君にひとつ質問をする。「のぶお君の夢は、何?なんでもいい、ひとつ教えて。」のぶお君はこう答えた。「馬が欲しいんだよね~ぇ。でも、普通の馬じゃなくって、競争する馬。おっきくって、走るの早くって、かっこいい馬。」すると夫婦は車を違う方向へ走らせ、ムーラという町の、とある馬場へ行き、一頭の真っ黒い競走馬を買う。馬をのせたトラックと共にセルチュクへ戻り、のぶお君に別れを告げ、そしてボドルムへと帰っていった。

ここトルコでも、いい競走馬一頭は、いい車を新車で買うような値段。ラマザンは「あの馬は、アッラーからのぶお君へのギフト。」と、いつもうれしそうな顔でこの話をしてくれる。




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ぬるぬるな日々

クシャダスでイカタコエビいわし


クシャダスでよく行くシーフードレストランは「アリババ」。海にせり出した解放感バツグンの店内でおいしい料理を楽しめるお店なのですが、冬はどうも品数少なく、しかもちょっと素材自体がなんだかな~、という感じ。というわけで、最近のお気に入りはゆみちゃんとも行ったKazim Usta Restaurant。ラマザンと行った時も「ここはいい店だ。老舗だよ。」と、前から知っていた様子。というわけで、友人とランチしにまた行ってきました。二人ともジャージで行こう、何のスポーツしているか聞かれたら「水泳です。」と言おう(サッカーとかだったら”やってみて!”とボール持って来そうだから)と、打ち合わせして行ったのに、誰にも何も聞かれずなぜかスルーされたジャージ女二人組が食べたのは、


生にんにくがたまりませんよね!(杉本彩風に)

前菜、ブロッコリーかカリフラワーかが伸びたようなよくわからない野菜。にんにくたっぷり、酸っぱおいしい!ちなみにここのサラダ、今回は頼みませんでしたが、根菜がほどよく取り入れられていて大好き。


おいしい扇たち

今回のお目当て、扇のようないわし。これが大当たり。外はカリッと、中はふわっとしてサイコー!


安定の味

イカの詰め物と大海老のグリル。味はもちろんのこと、焼き加減も絶妙。


前のを知っていなければこれはこれでよかったかも

そして、待てども待てども来ないから「タコ、来ないの?」と聞いた後やっと出てきた忘れられていたタコ。これだけは正直前回のおいしさが素晴らしかったので微妙な食感。数日経った感じが残念でした。


しかし、タコの残念さを差し引いても十分満足のいく内容だったのでまた行くと思います。食べやすいジャージで。




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たまにはおでかけ